プレスリリース

12月分の電力需給実績について

平成24年 1月26日

1.電力需要について(表−1参照)

 12月分の販売電力量は、65億2,300万kWh、対前年比93.3%の実績となり、東日本大震災の影響や節電へのご協力などにより、10カ月連続で前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災の影響や節電へのご協力などにより、対前年比97.4%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比97.5%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災の影響や節電へのご協力などにより、対前年比91.5%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比90.8%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、東日本大震災の影響などにより、対前年比88.9%の実績となり、10カ月連続で前年実績を下回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 12月の発受電電力量の合計は、78億2,500万kWh、対前年比95.9%の実績となり、東日本大震災の影響などにより、10カ月連続で前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率は86.6%の渇水となりました。
 新潟・福島豪雨の影響により停止中の発電所があることや、前年との出水状況の違いなどから、発電量は前年を3億3,900万kWh下回る4億300万kWhとなりました。

(自社火力)
 東日本大震災の影響により、停止した発電所の発電量を補うため、被災を免れた発電所が高稼働したことや、前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を9億5,300万kWh上回る51億5,200万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を2,700万kWh上回る1億kWhとなりました。

(他社受電)
 東日本大震災の影響などにより、他社の発電所において停止しているプラントがあることや、前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を9,800万kWh下回る19億8,400万kWhとなりました。

以上

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