プレスリリース

平成23年度上半期の電力需給実績について

平成23年10月28日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成23年度上半期の販売電力量は、348億8,600万kWh、対前年比84.9%の実績となり、東日本大震災の影響、節電等へのご協力、猛暑となった昨夏の反動などにより、前年実績を大幅に下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災の影響、節電へのご協力、猛暑となった昨夏の反動などにより、対前年比88.6%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比88.2%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災の影響、節電へのご協力、猛暑となった昨夏の反動などにより、対前年比79.6%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比83.1%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、東日本大震災の影響、電力使用制限令の影響などにより、対前年比83.9%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成23年度上半期の発受電電力量の合計は、377億5,700万kWhとなり、東日本大震災の影響などにより、対前年比85.2%と前年実績を大幅に下回りました。

(自社水力)
 出水率は106.0%の豊水となりました。
 新潟・福島豪雨の影響により停止中の発電所があることから、発電量は前年を3億9,500万kWh下回る42億3,900万kWhとなりました。

(自社火力)
 東日本大震災の影響により、停止した発電所の発電量を補うため、被災を免れた発電所が高稼働したことや、前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を37億400万kWh上回る218億2,800万kWhとなりました。

(自社原子力)
 東日本大震災の影響および定期検査により、女川原子力発電所の全号機が停止していること、東通原子力発電所1号機が定期検査で停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を2,200万kWh上回る4億7,300万kWhとなりました。

(他社受電)
 東日本大震災の影響により、他社の発電所において停止しているプラントがあることや、前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を32億4,700万kWh下回る84億4,900万kWhとなりました。

以上

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