プレスリリース

9月分の電力需給実績について

平成23年10月28日

1.電力需要について(表−1参照)

 9月分の販売電力量は、61億6,900万kWh、対前年比85.5%の実績となり、東日本大震災の影響、節電等へのご協力、前年の高気温の反動などにより、7カ月連続で前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災の影響、節電へのご協力、前年の高気温の反動などにより、対前年比86.3%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比85.5%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災の影響、節電へのご協力などにより、対前年比79.1%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比85.5%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、東日本大震災の影響などにより、対前年比89.2%の実績となり、7カ月連続で前年実績を下回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 9月の発受電電力量の合計は、64億3,700万kWh、対前年比88.7%の実績となり、東日本大震災の影響などにより、7カ月連続で前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率は103.2%の豊水となりました。
 新潟・福島豪雨の影響により停止中の発電所があることから、発電量は前年を2億4,500万kWh下回る3億4,500万kWhとなりました。

(自社火力)
 東日本大震災の影響により、停止した発電所の発電量を補うため、被災を免れた発電所が高稼働したことや、前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を7億2,100万kWh上回る41億6,300万kWhとなりました。

(自社原子力)
 東日本大震災の影響および定期検査により、女川原子力発電所の全号機が停止中であること、東通原子力発電所1号機が定期検査で停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を200万kWh上回る7,500万kWhとなりました。

(他社受電)
 東日本大震災の影響により、他社の発電所において停止しているプラントがあることや、前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を8,500万kWh下回る15億9,700万kWhとなりました。

以上

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