プレスリリース

5月分の電力需給実績について

平成23年 6月22日

1.電力需要について(表−1参照)

 5月分の販売電力量は、55億4,500万kWh、対前年比85.1%の実績となり、東日本大震災の影響から、3カ月連続で前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災の影響から、対前年比88.1%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比87.7%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災の影響から対前年比80.4%と、前年を下回る実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比83.5%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、東日本大震災の影響から、対前年比84.8%の実績となり、3カ月連続で前年実績を下回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 5月の発受電電力量の合計は、58億9,300万kWh、対前年比87.3%の実績となり、東日本大震災の影響などにより、3カ月連続で前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率は116.5%の豊水となりました。
 前年との出水率の違いなどにより、発電量は、前年を8,300万kWh上回る10億5,500万kWhとなりました。

(自社火力)
 東日本大震災の影響により、停止した発電所の発電量を補うため、被災を免れた発電所が高稼働したことや、前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を7億9,700万kWh上回る29億7,000万kWhとなりました。

(自社原子力)
 東日本大震災の影響により、女川原子力発電所の全号機が停止中であること、および東通原子力発電所1号機が定期検査で停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を2,700万kWh下回る7,000万kWhとなりました。

(他社受電)
 東日本大震災の影響により、他社の発電所において停止しているプラントがあることや、前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を7億7,300万kWh下回る12億8,300万kWhとなりました。

以上

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る