5月分の販売電力量は、55億4,500万kWh、対前年比85.1%の実績となり、東日本大震災の影響から、3カ月連続で前年実績を下回りました。
用途別の実績については、以下のとおりです。
○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)
電灯は、東日本大震災の影響から、対前年比88.1%の実績となりました。
特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比87.7%の実績となりました。
○特定規模需要(自由化対象のお客さま)
業務用電力は、東日本大震災の影響から対前年比80.4%と、前年を下回る実績となりました。
特定規模需要の合計では、対前年比83.5%の実績となりました。
なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。
[参考]
○大口電力
大口電力は、東日本大震災の影響から、対前年比84.8%の実績となり、3カ月連続で前年実績を下回りました。
5月の発受電電力量の合計は、58億9,300万kWh、対前年比87.3%の実績となり、東日本大震災の影響などにより、3カ月連続で前年実績を下回りました。
(自社水力)
出水率は116.5%の豊水となりました。
前年との出水率の違いなどにより、発電量は、前年を8,300万kWh上回る10億5,500万kWhとなりました。
(自社火力)
東日本大震災の影響により、停止した発電所の発電量を補うため、被災を免れた発電所が高稼働したことや、前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を7億9,700万kWh上回る29億7,000万kWhとなりました。
(自社原子力)
東日本大震災の影響により、女川原子力発電所の全号機が停止中であること、および東通原子力発電所1号機が定期検査で停止していることから、発電量はありませんでした。
(自社新エネルギー等)
地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を2,700万kWh下回る7,000万kWhとなりました。
(他社受電)
東日本大震災の影響により、他社の発電所において停止しているプラントがあることや、前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を7億7,300万kWh下回る12億8,300万kWhとなりました。
以上
「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」