プレスリリース

平成22年度上半期の電力需給実績について

平成22年10月29日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成22年度上半期の販売電力量は、410億9,600万kWh、対前年比109.6%の実績となり、上半期の販売電力量としては過去最高となりました。
 用途別の実績は、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、今夏の記録的な高気温により、冷房需要が増加したことに加え、オール電化住宅が増加したことなどから、対前年比109.5%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比109.7%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、今夏の記録的な高気温による冷房需要の増加などから、対前年比105.9%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比109.6%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、「非鉄」「鉄鋼」「機械」「化学」などを中心とした生産水準の回復や、前年同期における減産影響の反動などから、対前年比112.0%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成22年度上半期の発受電電力量の合計は、443億500万kWh、対前年比108.9%の実績となり、上半期の発受電電力量としては過去最高となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量が多かったことから、出水率103.0%の豊水となりました。
 発電量は前年を6億200万kWh上回る46億3,400万kWhとなりました。

(自社火力)
 原子力の発電量の増加などにより、発電量は前年を39億4,900万kWh下回る181億2,400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 前年度との運転状況の違いにより、発電量は前年を37億3,000万kWh上回る118億8,700万kWhとなりました。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより,発電量は前年を1億600万kWh下回る4億5,100万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の前年度との運転状況の違いなどにより、他社受電合計では前年を7億8,800万kWh上回る116億9,600万kWhとなりました。

※ 電気関係報告規則等の一部を改正する省令(平成22年3月31日 経済産業省令第20号)により、発電量等に関する国への報告様式が変更になり、新エネルギー等(風力、太陽光および地熱)の発電量は別掲することとなりました。これにあわせ、当社の報道発表資料につきましても、地熱発電の発電量を「自社新エネルギー等」として別記しております。

以上

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