プレスリリース

4月分の電力需給実績について

平成22年 5月25日

1.電力需要について(表−1参照)

 4月分の販売電力量は、69億8,700万kWh、対前年比107.1%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、前年よりも検針期間が短かったものの、オール電化住宅の増加に加え、前年よりも気温が低めに推移したことによる暖房需要の増加などから、対前年比103.0%と前年を上回る実績となりました。
特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比102.6%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、前年よりも気温が低めに推移したことによる暖房需要の増加などから、対前年比102.9%と、前年を上回る実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比110.2%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、生産回復の動きに加え、平成21年4月分が大きく前年実績を下回った反動などから、対前年比116.1%の実績となり、5カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 4月の発受電電力量の合計は、72億900万kWhとなり、対前年比110.0%の実績となりました。

(自社水力)
 気温が低めに推移したことによる融雪出水の一時的な減少などから、出水率98.8%の渇水となりました。
 発電量は、前年が今年以上の渇水であったことから、前年を1,300万kWh上回る9億200万kWhとなりました。

(自社火力)
 原子力の発電量の増加などにより、発電量は前年を6億3,800万kWh下回る28億7,400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を8億8,500万kWh上回る20億900万kWhとなりました。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を300万kWh下回る7,500万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社発電所の前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を4億1,200万kWh上回る19億8,900万kWhとなりました。

※ 電気関係報告規則等の一部を改正する省令(平成22年3月31日 経済産業省令第20号)により、発電量等に関する国への報告様式が変更になり、新エネルギー等(風力、太陽光および地熱)の発電量は別掲することとなりました。これにあわせ、当社の報道発表資料につきましても、今回(平成22年4月分)より、地熱発電の発電量を「自社新エネルギー等」として別記しました。(従来は(自社火力)に含めて記載)

以上

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