プレスリリース

平成21年度の電力需給実績について

平成22年 4月27日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成21年度の販売電力量は、789億9,200万kWh、対前年比97.4%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、オール電化住宅が増加したことに加え、前年よりも冬の気温が低めに推移したことによる暖房需要の増加などから、対前年比101.4%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比101.2%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、景気低迷や省エネの進展の影響などから、対前年比98.8%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比95.3%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、景気低迷による減産からの持ち直しの傾向が続いているものの、上期の前年割れ幅が特に大きかったことなどから、対前年比93.2%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成21年度の発受電電力量の合計は、868億9,400万kWhとなり、対前年度比97.5%、対計画比97.4%の実績となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量が少なかったことから、出水率90.3%の渇水となりました。
 発電量は、前年度との出水差などにより、前年度を4億900万kWh下回る76億700万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の減少などにより、発電量は前年度を23億8,800万kWh下回る456億4,600万kWhとなりました。

(自社原子力)
 前年度との運転状況の違いにより、発電量は前年度を15億4,100万kWh上回る203億8,000万kWhとなりました。

(他社受電)
 需要の減少や、他社発電所の前年度との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年度を6億8,300万kWh下回る228億3,000万kWhとなりました。

以上

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