プレスリリース

2月分の電力需給実績について

平成22年 3月24日

1.電力需要について(表−1参照)

 2月分の販売電力量は、72億5,900万kWh、対前年比106.4%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、前年よりも気温が低めに推移したことにより暖房需要が増加したものの、検針期間日数が前年より短かったことなどから、対前年比99.9%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比100.8%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、前年よりも気温が低めに推移したことによる暖房需要の増加などから、対前年比102.0%と前年を上回る実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比110.6%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、生産回復の動きに加え、平成21年2月分が大きく前年実績を下回った反動などから、対前年比119.6%の実績となり、3カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 2月の発受電電力量の合計は、77億1,200万kWhとなり、対前年比108.6%、対計画比99.8%の実績となりました。

(自社水力)
 下旬の気温が高めに推移したことなどにより、平年より早めの融雪出水となったことから、出水率120.0%の豊水となりました。
 発電量は、前年が今年以上の豊水であったことから、前年を6,500万kWh下回る5億8,700万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加などにより、発電量は前年を4億3,900万kWh上回る39億4,400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を8億5,200万kWh上回る21億5,300万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社発電所の前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を1億1,400万kWh下回る21億4,500万kWhとなりました。

以上

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