１．電力需要について（表−1参照）

　６月分の販売電力量は、５９億７，１００万ｋＷｈ、対前年比９２．５％の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、対前年比１００．３％と、ほぼ前年並みの実績となりました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９９．９％の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、対前年比９９．３％と、ほぼ前年並みの実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比８９．３％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

　大口電力は、世界経済悪化による減産影響などから、対前年比８３．４％の実績となり、平成２０年１１月分以来８カ月連続で前年実績を下回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　６月の発受電電力量の合計は、６６億３，６００万ｋＷｈとなり、対前年比９３．５％、対計画比９７．３％の実績となりました。

（自社水力）
　電源地点の降水量が少なかったことなどから、出水率７６．１％の渇水となりました。
　発電量は、前年を５，４００万ｋＷｈ下回る５億９，７００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　需要の減少などにより、発電量は前年を１億１，６００万ｋＷｈ下回る３８億４，１００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　女川原子力発電所２号機および３号機などの前年度との運転状況の違いにより，発電量は前年を２億１００万ｋＷｈ下回る１０億１，５００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社発電所の前年度との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を１，６００万ｋＷｈ下回る１９億５，０００万ｋＷｈとなりました。

以上

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