１．電力需要について（表−1参照）

　５月分の販売電力量は、６０億２，２００万ｋＷｈ、対前年比９０．４％の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、検針期間日数が前年よりも短かったことなどから、対前年比９５．２％の実績となりました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９４．８％の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、対前年比９９．０％と、ほぼ前年並みの実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比８８．０％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

　大口電力は、世界経済悪化による減産影響などから、対前年比８２．０％の実績となり、平成２０年１１月分以来７カ月連続で前年実績を下回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　５月の発受電電力量の合計は、６４億７，１００万ｋＷｈとなり、対前年比９１．６％、対計画比９５．４％の実績となりました。

（自社水力）
　電源地点の降水量が少なかったことなどから、出水率８２．３％の渇水となりました。
　発電量は、前年を９，１００万ｋＷｈ下回る８億２，２００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　需要の減少などにより、発電量は前年を５億２，７００万ｋＷｈ下回る３１億５，９００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　前年度との運転状況の違いにより、発電量は前年を４，２００万ｋＷｈ下回る１２億１，４００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社発電所の前年度との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を５，５００万ｋＷｈ上回る１８億７，４００万ｋＷｈとなりました。

以上

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