１．電力需要について（表−1参照）

　２月分の販売電力量は、６８億２，１００万ｋＷｈ、対前年比８８．６％の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、検針期間日数が前年より長かったものの、気温が高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、対前年比９９．８％の実績となりました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９８．０％の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、暖房需要の減少などから、対前年比９５．７％の実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比８２．６％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

　大口電力は、世界経済の急激な悪化や円高による減産影響などから、対前年比７２．３％の実績となり、４カ月連続で前年実績を下回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　２月の発受電電力量の合計は、７１億１００万ｋＷｈとなり、対前年比８５．１％、対計画比８９．５％の実績となりました。

（自社水力）
　一時的な融雪により出水が増加したことなどから、出水率１３４．１％の豊水となりました。
　発電量は、前年渇水の反動増により、前年を１億７，８００万ｋＷｈ上回る６億５，２００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　需要の減少などにより、発電量は前年を１２億３，７００万ｋＷｈ下回る３５億５００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　女川原子力発電所１号機および３号機などの前年度との運転状況の違いにより、発電量は前年を８億２００万ｋＷｈ下回る１３億１００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社火力の受電量が減少したことなどにより、他社受電合計では前年を３，１００万ｋＷｈ下回る２２億５，９００万ｋＷｈとなりました。

以上

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