１．電力需要について（表−1参照）

　９月分の販売電力量は、６７億７，０００万ｋＷｈ、対前年比９７.１％の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、９月の気温が前年に比べ低めに推移したことで冷房需要が減少したことなどから、対前年比９４.３％の実績となりました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９３.５％の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、９月の気温が前年に比べ低めに推移したことで冷房需要が減少したことなどから、対前年比９５.６％と前年を下回る実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比９８.７％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

［参考］
○大口電力

　大口電力は、「非鉄」の生産が堅調に推移していることなどから、対前年比１０１.９％の実績となり、４６カ月連続で前年実績を上回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　９月の発受電電力量の合計は、７３億１，４００万ｋＷｈとなり、対前年比９８．５％、対計画比１００．４％の実績となりました。

（自社水力）
　電源地点の降水量は少なかったものの、貯水池の有効活用などにより、出水率１０７．３％の豊水となりました。
　発電量は前年を１，６００万ｋＷｈ上回る６億４，８００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　他社火力の前年度との運転状況の違いにより受電減となったことなどから、発電量は前年を２億４，７００万ｋＷｈ上回る４０億６，３００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　女川原子力発電所３号機の前年度との運転状況の違いなどにより、発電量は前年を　２億３，２００万ｋＷｈ上回る２０億５００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社火力の前年度との運転状況の違いなどにより、他社受電合計では前年を３億９００万ｋＷｈ下回る１６億３，５００万ｋＷｈとなりました。

以上

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