プレスリリース

平成19年度の電力需給実績について

平成20年 4月24日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成19年度の販売電力量は、840億7,200万kWh、対前年比103.9%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
 なお、平成19年度の販売電力量は、平成18年度に記録した809億5,000万kWhを上回り、5年連続で過去最高を記録しました。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、暖冬だった前年に比べ、冬季の気温が低めに推移したため暖房需要が増加したことに加え、オール電化住宅などの普及拡大から、対前年比103.2%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比102.9%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、大型小売店舗の新増設などから、対前年比104.4%の実績となりました。 特定規模需要の合計では、対前年比104.4%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

 大口電力は、半導体関連や自動車関連部品の好調な生産を背景に、「非鉄」や「機械」が高い伸びを示したことなどから、対前年比105.7%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成19年度の発受電電力量の合計は、921億3,400万kWhとなり、対前年比   103.6%、対計画比101.6%の実績となりました。

(自社水力)
 前年度冬季の積雪が少なかったことによる融雪出水の減少や、電源地点の降水量が少なかったことなどから、出水率95.1%の渇水となり、発電量は前年度を18億2,700万kWh下回る78億9,100万kWhとなりました。

(自社火力)
 原子力の発受電量の増加などにより、発電量は前年度を9億8,500万kWh下回る509億6,900万kWhとなりました。

(自社原子力)
 女川原子力発電所1、2号機や東通原子力発電所1号機の前年度との運転状況の違いにより、前年度を48億1,700万kWh上回る190億6,200万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社発電所が定期検査などで停止していた日数の前年度との違いなどから、他社受電合計では前年度を19億6,300万kWh上回る245億3,500万kWhとなりました。

以上

需要実績
供給力概要
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