プレスリリース

10月分の電力需給実績について

平成19年11月27日

1.電力需要について(表−1参照)

 10月分の販売電力量は、67億700万kWh、対前年比106.2%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、検針期間が前年に比べて長かったことに加え、9月の気温が前年に比べて高めに推移し、冷房需要が増加したことなどから、対前年比109.7%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比110.0%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、9月の気温が前年に比べて高めに推移したことによる冷房需要の増加や、郊外型店舗の新増設などから、対前年比106.7%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比104.4%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

 大口電力は、「機械」や「非鉄」を中心に生産が安定して推移していることなどから、対前年比103.5%の実績となり、35カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 10月の発受電電力量の合計は、71億8,400万kWhとなり、対前年比101.8%、対計画比100.8%の実績となりました。

(自社水力)
 降水量が少なかったことから、出水率79.9%の渇水となりました。発電量は、前年豊水の反動減などにより、前年を1億9,100万kWh下回る4億1,800万kWhとなりました。

(自社火力)
 原子力の発電量の増加などに伴い、発電量は前年を4億1,300万kWh下回る39億9,900万kWhとなりました。

(自社原子力)
 女川原子力発電所1、2号機の前年度との運転状況の違いにより、発電量は前年を6億1,900万kWh上回る14億1,200万kWhとなりました。

(他社受電)
 火力の受電量が増加したことなどにより、他社受電合計では前年を3億500万kWh上回る19億2,600万kWhとなりました。

以上

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