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6月定例社長記者会見概要平成28年 6月28日 ○原田社長からの説明事項 本日もお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。 本日、私からは「第92回定時株主総会の開催結果」と、「夏季需給対策強化期間の設定」についてご説明いたします。
○第92回定時株主総会の開催結果について
今回の株主総会では、会社提案として、第1号議案「剰余金の処分」、第2号議案として「取締役16名の選任」、それから、第3号議案として「監査役1名の補欠選任」の3つの議案をお諮りし、それぞれ原案のとおりご承認をいただきました。
一方、一部の株主さまからは、いずれも定款の一部変更に関するご提案といたしまして、「原子力発電所の再稼働禁止」や、「核燃料再処理事業への投資の中止」など5つの提案がございました。 これら株主さまからのご提案に対しまして、当社といたしましては、
この結果、大多数の株主の皆さまから、当社意見をご支持いただき、株主提案の5議案につきましては、否決されております。 以上が今回の株主総会で付議された議案の採択結果であります。 また、付議された議案以外にも、株主の皆さまから多くのご発言をいただきました。当社といたしましては、いただいた貴重なご意見を事業運営に活かしながら、今後の経営課題に的確に対応してまいりたいと考えております。
なお、役員人事につきまして、株主総会終了後に開催した取締役会において、正式に決定しております。
続きまして、夏季需給対策強化期間の設定について、ご説明いたします。 当社の、この夏の電力需給の見通しにつきましては、平成22年度並みの猛暑となった場合でも、一定の予備率を確保できる見通しとなっております。 しかしながら、この予備率は、火力発電所の定期点検時期を、電力需要のピーク期に極力重ならないよう調整するなど、あらゆる対策を積み重ねて確保したものであります。 また、新仙台火力3−2号につきましては、既に試運転で発電を行っておりますが、7月から営業運転開始となる予定ですので、より安定した電源として、この夏の供給力に寄与するものと考えております。 一方、需要につきましては、お客さまからご協力いただいている節電の定着分を、あらかじめ織り込んだ見通しとなっております。
この夏は、節電の取り組みが定着するなど、全国レベルの電力需給が一定程度改善していることから、国からの節電要請はなされておりません。 しかし、当社においては、原子力発電所が停止している中、火力発電所の高稼働状態が続いておりますので、予期せぬトラブルの発生など、不測の事態により需給がひっ迫するリスクは、依然としてあるものと考えております。 このため、当社では、昨年と同様に、来月7月1日から9月30日までの間を「夏季需給対策強化期間」に設定し、安定供給に向けた取り組みを、さらに徹底することといたしました。 強化期間における、具体的な取り組みといたしましては、供給面では、この夏も、電力設備の重点パトロールの実施、あるいは巡視点検の強化により、トラブルの未然防止に努めていくこととしております。 また、運転データの管理や監視強化などを通じて、不具合の兆候を早期に発見し、長期間の運転停止や出力抑制に発展しないよう、努めてまいります。
次に需要面においては、お客さまの省エネルギーの取り組みをサポートできるよう、効率的な電気のご使用方法をホームページなどでご紹介することとしております。
今週から7月に入り、いよいよ本格的な夏を迎えます。
本日、私からは以上です。 以上
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