プレスリリース

経済産業省資源エネルギー庁補助事業「バーチャルパワープラント構築実証事業」への参画について〜電気自動車を活用した電力需給バランス調整機能としての実現可能性等を検証〜

2018年 5月30日

 当社は、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業である「平成30年度需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント※1構築実証事業(V2G アグリゲーター※2事業)」に申請し、昨日(5月29日)、補助金執行団体である「一般社団法人環境共創イニシアチブ」から、補助事業の採択を受けました。

 

 本事業は、将来的に普及拡大が見込まれている電気自動車の蓄電池を活用し、蓄電池を電力系統に接続して充放電する技術(V2G)の構築に向けた課題等について検証を行うものであり、当社では、本年4月から開始している「バーチャルパワープラント実証プロジェクト※3」の一環として取り組むこととしております。

 

 具体的には、再生可能エネルギーのさらなる有効活用に向けて、電気自動車の蓄電池を用いた電力需給バランス調整機能としての実現可能性や、新たなビジネスモデルの構築に向けた検証等に取り組むこととしております。実証場所については仙台市内を、実証期間については本日から2019年2月22日までを予定しております。

 

 なお、実証にあたりましては、様々なビジネスパートナーと連携して取り組むこととしており、現在、具体的な内容や役割分担などについて、検討を進めているところです。詳細につきましては、決まり次第、改めてお知らせいたします。

 

 当社といたしましては、引き続き、IoTやAIなどの新たな情報技術の活用による取り組みを通じて、地域やお客さまのご期待にしっかりとお応えしてまいります。
 

※1 自治体や企業、一般のご家庭のお客さまなどが保有している発電設備や蓄電池、電気自動車など、地域に分散して存在するエネルギーリソースを、IoTなどの新たな情報技術を用いて遠隔制御し、集約することで、あたかも一つの発電所のように機能させること。
※2 V2G(Vehicle to Grid:電気自動車の蓄電池を電力系統に接続して充放電する技術)の構築に向けた検証に取り組む事業者のこと。
※3 当社は、IoTやAIなどの新たな情報技術の進展による事業環境の変化に先見的に対応するとともに、お客さまサービスのさらなる向上や、将来の事業領域の拡大につながる新たなビジネスモデルの構築に向けて積極的に取り組んでいくことなどを目的に、本年4月より、「バーチャルパワープラント実証プロジェクト」を開始しております。(2018年3月29日お知らせ済み

以上

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