プレスリリース

粟島火力発電所8号機の営業運転開始および4号機の廃止について〜リプレース工事により、島内の安定供給を確保〜

平成30年 2月15日

 当社は、粟島火力発電所(新潟県粟島浦村、総出力:900kW)について、本日、新たに8号機の営業運転を開始し、既設の4号機を廃止いたしました。

 

 粟島火力発電所は、昭和38年に1号機(平成14年廃止)が営業運転を開始し、以降、島内の電力需要の増加にあわせて、順次設備を増設し、島内の安定供給に貢献してまいりました。

 

 一方、これらの発電設備は経年化が進んでいることに加え、保守部品の生産中止などにより、今後の保守が困難になることから、新たに7〜10号機(総出力:900kW)を新設し、経年化が進んだ2〜6号機を廃止するリプレース工事を進めております。

 

 このリプレース工事では、島内の供給力を維持するため、1台ずつ新設と廃止を繰り返す「ビルド&スクラップ」方式により、平成31年度までにすべての発電機を入れ替えることとしております。

 

 新設する設備の特長としては、冷却方式をこれまでの海水冷却器による水冷方式から、ラジエータによる空冷方式にすることで、海域への温水の排出をなくし、環境負荷の低減を図っております。また、発電機の台数を、これまでの5台構成から4台構成にすることで、導入費用と運転費用の低減を図っていくこととしております。

 

 当社といたしましては、引き続き、地元自治体をはじめ、地域の皆さまのご理解をいただきながら、工事期間中における島内の安定供給確保に万全を尽くすとともに、安全確保や周辺環境への配慮を最優先にリプレース工事を進めてまいります。

以上

 

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る