プレスリリース

能代火力発電所3号機新設工事の着工について

平成28年 1月12日

 当社は、平成32年6月に営業運転開始を予定している能代火力発電所3号機(出力  60万kW)について、本日、経済産業省に対し電気事業法に基づく工事計画の届出を行い、新設工事を着工いたしました。

 

 能代火力発電所は、平成5年に1号機(出力60万kW)、平成6年に2号機(出力60万kW)がそれぞれ営業運転を開始して以来、ベース電源として電力の安定供給に貢献してまいりました。3号機については、自社火力設備の経年化が進んでいる状況や、今年4月に開始される小売全面自由化等も踏まえ、計画的に経年火力の代替を進めるとともに、経済性のある火力電源を新増設する一環として、昨年1月の火力電源入札ワーキンググループでの自社落札決定を経て、建設することとしたものです。

 

 3号機の特徴としては、超々臨界圧方式を採用することで、1、2号機に比べ高い熱効率約44.8%(低位発熱量基準)を見込んでいるほか、亜瀝青炭の使用を拡大する計画としております。これらにより、高い経済性と二酸化炭素排出量低減を両立できるものと考えております。

 

 今後、工事に向けた諸準備を進め、2月より本格的な建設工事を開始することとしております。建設工事にあたりましては、環境保全に万全を尽くすとともに、安全確保を最優先に取り組んでまいります。

 

 なお、能代火力発電所3号機の新設工事の概要については別紙のとおりです。

 

以上

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