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南山形幹線の本格工事開始について〜山形県・秋田県南部沿岸地域へのさらなる安定供給に向けて〜平成27年 6月 1日 当社は本日、南山形幹線(電圧:27万5千ボルト、こう長:22.5km)の新設工事を開始いたしました。
現在のところ、山形県内への電力供給は、米沢市や鶴岡市などの一部の地域を除き、宮城県方面からの供給ルートで行っております。東日本大震災では、山形県内の送電設備に被害はなかったものの、宮城変電所(宮城県加美郡加美町)が停止したことから、山形県内でも大規模な停電が発生しました。 こうした経験を踏まえて、当社は、西山形変電所(山形県東村山郡山辺町)と既設の朝日幹線(電圧:27万5千ボルト)とを結ぶ新たな供給ルートを構築することにより、山形県および秋田県南部沿岸地域への供給ルートを多重化し、同地域における電力のさらなる安定供給を図るものです。
当社といたしましては、平成30年6月の使用開始に向けて、工事における安全確保を徹底するとともに、騒音・振動対策、土砂流出防止対策などの環境保全対策を確実に実施するほか、低騒音電線を採用するなど周辺環境に配慮した設備形成に努めてまいります。
南山形幹線の概要は、別紙のとおりです。
以上
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