プレスリリース

原町火力発電所における木質バイオマス燃料導入の試運用開始について〜森林資源の有効活用によりCO2削減と地域林業の活性化などに貢献〜

平成27年 4月21日

 当社は、低炭素社会の実現をはじめとする地球環境問題への取り組みの一環として、原町火力発電所(発電出力:100万kW×2基、所在地:福島県南相馬市)への木質バイオマス燃料(木材チップ)導入に向け、平成26年4月より設備工事を進めておりました。

(平成26年4月2日お知らせ済)

 

 このたび、設備工事ならびに必要な手続き等が完了したことから、本日より、木質バイオマス燃料導入の試運用を開始いたしました。今後、試運用時の設備状況を見極めながら、段階的に木質バイオマス燃料の混焼率を増加させる予定です。

 

 なお、同発電所への木質バイオマス燃料導入にあたっては、福島県内(将来的には宮城県内も予定)の未利用材(建築用材などとして利用されない部分)を原料とした木質バイオマス燃料を安全かつ安定的に調達・消費することとしております。これにより、地域における森林資源の有効活用が促進され、森林環境の保全が図られるとともに、地域林業の活性化にも貢献できるものと考えております。

 

 当社といたしましては、本格運用に向けて安定運転に万全を期すとともに、引き続き、低炭素社会の実現に向けてさまざまな取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 

以上

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