プレスリリース

八戸火力発電所5号機コンバインドサイクル方式による発電開始(試運転)について

平成26年 3月 1日

 当社八戸火力発電所5号機は、本日14時14分、コンバインドサイクル方式(燃料:軽油、出力:39.4万キロワット)での試運転による発電を開始いたしました。

 

 同発電所5号機は、東日本大震災により太平洋側にある火力発電所が甚大な被害を受けたことを踏まえ、早期に供給力を確保するため、ガスタービンと発電機により構成されるシンプルサイクル方式(燃料:軽油、出力:27.4万キロワット)を採用し、平成24年7月に営業運転を開始いたしました。
 その後、環境負荷を低減し、高効率コンバインドサイクル発電設備として恒久的に使用できる電源とするため、平成24年6月より、環境保全に努めながら排熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび発電機を追加設置する工事を進めてまいりました。
このたびのコンバインドサイクル化により、出力が27.4万キロワットから39.4万キロワットに、熱効率が約33パーセントから約48パーセントに上昇し、これまでのシンプルサイクル方式に比べて環境負荷および燃料消費量が低減されます。

 当社といたしましては、平成26年8月のコンバインドサイクル方式による営業運転開始に向けて、引き続き、安全確保を最優先に各種試験を着実に進めてまいります。

 

 なお、同発電所5号機は、さらなる環境負荷の低減および経済性の向上を図るため、平成25年10月より、使用する主燃料を軽油から天然ガス(LNG)へ転換する工事(燃料転換工事)を開始しており、平成27年7月の営業運転開始を目指し、工事を進めております。

 

 八戸火力発電所5号機の概要は別紙のとおりです。

 

以 上

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