本日、国の電力需給に関する検討会合が開催され、今冬の電力需給対策として、当社管内のお客さまに対し「数値目標を伴わない節電」が要請されました。

 

　当社の電力需給につきましては、２０１１年度並みの厳寒となった場合でも、１月は１０．６％^※１、２月は８．９％^※１の予備率を確保できる見通しです。

　　

　今冬の予備率は１０％前後を確保できる見通しですが、これは、東日本大震災以降、緊急設置電源の設置や長期計画停止をしていた火力発電所の運転、ならびに火力発電所の点検時期が需要のピーク期間に極力重ならないように調整するなどあらゆる供給対策を積み重ねたことに加えて、これまでお客さまにご協力をいただいております節電の定着分^※２をその前提として見込んでいるものであります。

 

　しかしながら、寒波の到来による電力需要の急激な増加や、震災以降、高稼働を続けている火力発電所の予期せぬトラブルでの停止等、不測の事態が重なることにより需給が逼迫するリスクはあるものと考えておりますので、当社としては、引き続き緊張感を持って設備の運転・保守にあたり安定供給に全力を尽くしてまいります。

　また、当社ホームページ等を活用して、「でんき予報」や「上手な電気のご使用方法」等の情報発信を継続していく予定としております。

 

　お客さまにおかれましても、引き続き、上手な電気のご使用や無理のない範囲での節電へご協力いただきますようお願いいたします。

　

以　上

 

※１　国の電力需給検証小委員会において、今冬から風力発電を供給力に計上すると整理されたことから、１０月１日にお知らせしておりました需給見通しから、予備率が１月・２月ともに、０．３％程度増加しております。

※２　当社管内の節電の定着分として、２０１０年度最大電力比▲１．９％を見込んでおり、需給見通しにも反映しております。

 

• 【添付資料】（参考）今冬の需給見通しについて

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