プレスリリース

原町火力発電所1号機の試運転による発電再開の時期について

平成24年12月18日

 当社原町火力発電所1号機(福島県南相馬市、定格出力100万kW)は、東日本大震災により被災し、平成24年12月下旬の試運転による発電再開を目標に復旧作業を進めておりました。

 しかしながら、タービン組み立て終了後の軸受け潤滑油の清浄度向上作業において、配管内のさびなどが原因で清浄度向上に時間を要していることから、潤滑油配管内のさびなどを取り除く洗浄作業を追加で行うことといたしました。

 これにより、原町火力発電所1号機の試運転による発電再開は、平成25年2月上旬となる見通しとなりましたのでお知らせいたします。

 

 当社といたしましては、今後も早期の発電再開に向けて、最大限の努力を尽くしてまいります。

 

※清浄度向上作業:タービン軸受けの潤滑油系統に仮設フィルタを設置し、滑油を循環させ異物を除去する作業。タービン潤滑油は、重量のあるタービン軸と軸受けの間に微少な油膜を形成するものであり、さびなどを除去し清浄度を十分向上させる必要がある。

 

 

【原町火力発電所の概要】

○所在地:福島県南相馬市原町区金沢字大船さく54 ※「さく」は「白」に「えんにょう」

号機

出力

燃料

運転開始

1号機

100万kW

石炭

平成 9年 7月

2号機

100万kW

石炭

平成 10年7月

 

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