プレスリリース

八戸火力発電所5号機の発電開始(試運転)について

平成24年 6月22日

 当社八戸火力発電所5号機(青森県八戸市、出力27.4万kW)は、本日、試運転に伴う発電を開始いたしました。

 当社は、東日本大震災により甚大な設備被害を受けた、太平洋側に立地する火力発電所の復旧作業を鋭意進めるとともに、短期間で設置可能な電源の新設に取り組んでおります。
 本日、試運転に伴う発電を開始した八戸火力発電所5号機は、こうした早期の供給力確保に向けた取り組みの一環として、今夏の供給力とするため、ガスタービンと発電機によるシンプルサイクル方式により、八戸火力発電所構内に建設を進めてきたものであります。

 今後は、早期の営業運転開始に向けて、各種試験を着実に実施していくとともに、引き続き安全確保を第一に、安定供給へ向けた最大限の努力を尽くしてまいります。

 なお、八戸火力発電所5号機については、シンプルサイクル方式で運転を開始した後、環境負荷の低減等の観点から、排熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび発電機を追加設置し、高効率コンバインドサイクル発電設備とすることで、恒久的に使用できる電源とする予定です。
 本工事については、本年6月1日より工事を開始しており、平成26年8月の営業運転開始を目指し、工事を進めております。

 八戸火力発電所5号機の概要は別紙のとおりです。

以上

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