プレスリリース

平成23年度決算および平成24年度業績予想について

平成24年 4月27日

 当社は本日、平成24年3月期(平成23年度)の決算短信を、東京証券取引所のTDnet(適時開示情報伝達システム)に登録し開示いたしました。

【連結経営成績について】
 収益面では、当社において、東日本大震災の影響により販売電力量が減少したことなどから、売上高(営業収益)は1兆6,849億円(対前年度比237億円(1.4%)減)、経常収益は1兆6,942億円(対前年度比227億円(1.3%)減)となりました。
 一方、費用面では、企業グループを挙げて最大限のコスト削減に取り組んだことなどにより修繕費や一般経費は減少いたしました。しかしながら、女川、東通両原子力発電所が停止していることに加え、東日本大震災による原町火力などの石炭火力発電所の被災ならびに新潟・福島豪雨による水力発電所の被災に伴い、この代替として、東新潟火力、秋田火力などのLNG、石油火力発電所の焚き増しなどにより燃料費が大幅に増加いたしました。このようなことなどから、経常費用は1兆8,707億円(対前年度比2,340億円(14.3%)増)となりました。
 以上の結果、経常損益は1,764億円の損失(対前年度比2,567億円減)となりました。
 また、当期純損益は、東日本大震災および新潟・福島豪雨による被害設備の損失や復旧に要する費用として1,010億円を特別損失に計上したことなどから、2,319億円の損失(対前年度比1,981億円減)となりました。
 なお、経常損失および当期純損失とも過去最大の損失となりました。

【当社の販売電力量について】
 当社の販売電力量は、東日本大震災の影響による電力需要の減少に加え、節電にご協力いただいたことなどから、753億kWh(対前年度比8.9%減)となりました。

 決算の概要等については、別紙のとおりです。

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