プレスリリース

揚川発電所1号機の運転再開について

平成24年 3月30日

 当社、揚川発電所1号機(新潟県東蒲原郡阿賀町)は、出力2万kWで運転中のところ、   3月14日17時06分に、水車軸受の温度上昇を検出する保護装置が動作し、自動停止したことから、水車軸受の温度上昇原因に関する調査を実施することといたしました。

(平成24年3月15日お知らせ済み)

 

 調査の結果、水の力を回転力に換える水車ランナと流路を形成している固定部の隙間に、 樹脂製の異物が挟まっていることを確認いたしました。

 水車軸受の温度上昇は、水車ランナに挟まった異物により、水車ランナに直結されている主軸が水車軸受に強く押し付けられ、通常以上の摩擦力が生じたことによるものであり、これまでに、挟まった異物の除去および水車軸受の分解点検・補修作業を行い、本日、16時50分に運転を再開いたしました。

 

 当社といたしましては、今後も安全を最優先に、稼働中の発電所の安定運転に万全を期してまいります。

 

 なお、揚川発電所1号機の供給力も含め、本日の供給力は1,205万kW、最大需要は   1,040万kWとなり、予備率15.9%を確保できる見通しです。

 

以 上

 

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