プレスリリース

八戸火力発電所5号機のコンバインドサイクル化について〜環境負荷の低減を目指し追加工事を実施〜

平成23年11月22日

 当社は、東日本大震災により太平洋側にある火力発電所が甚大な被害を受けたことを踏まえ、来夏向けの緊急的な供給力確保対策として建設を進めている八戸火力発電所5号機(青森県八戸市、出力:27.4万kW)について、環境負荷の低減等の観点から、コンバインドサイクル化のための追加工事を実施することといたしました。

 現在建設中の5号機は、早期の供給力確保のため、ガスタービンと発電機により構成されるシンプルサイクル方式を採用し、当初予定どおり平成24年7月に運転開始する予定です。その後、環境負荷を低減させる観点から、排熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび発電機を追加設置し、高効率コンバインドサイクル発電設備とすることで、恒久的に使用できる電源(出力:約42万kW)とすることといたしました。

 

 なお、八戸火力発電所5号機のコンバインドサイクル化計画の概要は以下のとおりです。

 

<コンバインドサイクル化計画の概要>

 所 在 地 : 青森県八戸市大字河原木字宇兵エ河原1−1

 発電方式 : コンバインドサイクル方式

 定格出力 : 約42万kW

 使用燃料 : 軽油・ガス

 熱 効 率 : 約55%

 スケジュール: 平成24年6月(予定) 工事開始

 平成26年3月(予定) 試運転(発電)開始

 平成26年8月(予定) 運転開始

 

(参 考)現行計画の概要

 発電方式 : シンプルサイクル方式

 定格出力 : 27.4万kW

 使用燃料 : 軽油

 熱 効 率 : 約33%

 運転開始 : 平成24年7月(予定)

 

以 上

 

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