プレスリリース

平成23年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の受賞について
〜豊実・鹿瀬発電所工事所の取り組みが「国土交通大臣賞」を受賞〜

平成23年10月21日

 当社は、このほど、当社豊実・鹿瀬発電所工事所(新潟県東蒲原郡阿賀町)による解体コンクリートの有効利用の取り組みが評価され、平成23年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」(主催:リデュース・リユース・リサイクル推進協議会※1)において、「国土交通大臣賞」を受賞(前田建設工業株式会社・飛島建設株式会社・会津土建株式会社・入谷建設工業株式会社・滝谷建設工業株式会社の共同企業体との連名受賞)することが内定いたしました。 

 当社の大臣賞受賞は、昨年度の「経済産業大臣賞」※2ならびに「国土交通大臣賞」※3の受賞に続き、2年連続となります。

 

 同表彰制度は、循環型社会の形成に向け、3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再資源化)活動の普及拡大を目的に平成3年度※4から実施されており、3R活動に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人、グループ、学校および事業者などを表彰するものです。

 

 今回、「国土交通大臣賞」に内定した豊実・鹿瀬発電所工事所の取り組みは、連名受賞した各社が連携・協力して実施するものであり、経年化した豊実発電所のリニューアル工事に伴って発生する解体コンクリートを、既設水車発電機の撤去に伴い生じる発電所基礎空洞部の埋戻しコンクリート用骨材等として,再び豊実発電所構内で有効利用し、産業廃棄物の発生量を大幅に低減させるという取り組みです。この取り組みにより、工事で発生する解体コンクリート(約22,600m3)のうち、約90%を豊実発電所構内において有効利用できる見込みとなっております。

 今回の受賞に関する表彰式につきましては、平成23年10月25日(火)にKKRホテル東京(東京都)において行われることとなっております。

 

 当社は、今回の受賞を励みとして、今後とも地域社会の一員として、環境負荷の低減および環境保全活動に積極的に取り組んでまいります。

 なお、今回「国土交通大臣賞」を受賞する豊実・鹿瀬発電所工事所の取り組みの概要は別紙のとおりです。

 

以 上

 

※1 リデュース・リユース・リサイクル推進協議会

3R推進のための啓発・普及活動を行っている団体であり、行政・消費者・産業界等が連携してリサイクルを推進することを目的に、平成3年に「リサイクル推進協議会」が設立され、平成14年に現名称に改称された。8府省および消費者団体・関係業界団体等の79団体で構成され、事務局は財団法人クリーン・ジャパン・センターと財団法人日本環境協会。

※2 東新潟火力発電所の「クラゲ洋上処理システムの実用化による廃棄物の発生抑制の取り組み」

※3 能代火力発電所の「フライアッシュ混合コンクリートの標準使用の取り組み」

※4 平成3年度〜13年度は「リサイクル推進功労者等表彰」の名称により実施。

 

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る