プレスリリース

140万kWを超過する電力融通受電の実施について(明日(10日)の東京電力からの電力融通の見通し)

平成23年 8月 9日

  当社は、電力需給が逼迫している状況を踏まえ、8日6時〜11日22時まで、東京電力から30万kW※1の電力融通を受けることとしておりますが、明日(10日)の気温上昇による需要増加を考慮して、明日の需要を1,290万kWと想定いたしました。

  このため、東京電力からの電力融通を140万kW追加し、初めて、140万kWを超え、合計170万kWの電力融通を緊急措置として、受ける見通しとなりました。

 これにより、明日の供給力は1,347万kW、想定需要は1,290万kW、予備率4.4%と想定しております。

 

 当社は、先般の新潟・福島豪雨により、新潟県、福島県の水力発電所が被害を受け、供給力が減少※2していることから、これまで、東京電力より電力融通を受けておりますが、融通いただける最大140万kWの枠内で融通を受けておりました。

 しかしながら、明日の気温上昇※3を踏まえると本日を上回る需要が想定されることから、今回初めて、140万kWの枠を上回る170万kWの電力融通を受ける見通しとしたものです。

 なお、140万kWを上回る融通につきましては、緊急的な措置として実施するものであり、また電力融通の拡大方策を活用したものです。

 

 最終的な電力融通につきましては、明日、気温等を踏まえて判断いたします。

 

※1 東京電力が北海道電力から受電している融通を当社に譲渡していただくものです。

※2 9日現在、第二沼沢発電所の45万kWをはじめ、約100万kWの供給力が減少している状況にあります。各発電所の復旧に向けて、現在、調査・復旧作業を実施しておりますが、現時点において具体的な復旧時期は未定です。

※3 10日の7都市平均最高気温 33.7℃

 

以 上

 

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