プレスリリース

東京電力から当社への電力融通量の拡大方策について

平成23年 8月 9日

 当社は、先般の新潟・福島豪雨により、新潟県、福島県の水力発電所が被害を受けて供給力が100万kW程度減少していることや、気温上昇により電力需要が増加したことにより、現在、東京電力より電力融通を受けておりますが、本日(9日)は、東京電力から融通いただける最大量となる140万kWの融通を受けている状況にあります。

 

 こうした中、今後の気象状況によっては、さらなる供給力の増加が必要となる可能性があることから、当社としては、供給力を増加させるためのあらゆる可能性を検討しておりましたが、このたび、東京電力から当社への電力融通量の拡大方策について、東京電力との協議が整いました。

 

 具体的には、当社と東京電力で半量ずつ受電している常磐共同火力(株)勿来発電所8・9号機(各60万kW)の接続方法を変えたことで、東京電力から当社への連系線の送電量を増加させたものです。

 これまで、8・9号機は、8号機は東京電力の送電線に、9号機は東北電力の送電線に接続されており、それぞれの半量分(30万kW)を相手方に連系線で送電することで、両社が60万kWを受電しておりました。

 この拡大方策では、東京電力に接続している8号機の接続を東北電力に替えることで、一時的に東北電力が8・9号の全量受電し、その後、8・9号機の半量合計となる60万kWを当社から東京電力へ送電します。これにより、東京電力から当社への電力融通量を拡大させるものです。

 なお、接続方法の変更による、8・9号の東京電力、当社の受電量(各60万kW)に変更はありません。

 

 東京電力から当社への電力融通量の拡大方策の概要は、別紙のとおりです。

 

 

以 上

 

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