プレスリリース

今夏における当社供給力の見通しについて

平成23年 5月13日

 当社におきましては、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、太平洋側にある火力発電所が甚大な設備被害を受け、当面、供給力として見込むことができないことなどから、可能な限りの供給力を確保するため、全力を挙げて取り組んでおります。

 今夏の供給力について、現時点での状況を踏まえ、見通しを変更いたしましたので、お知らせします。

 

<今夏の供給力の見通しについて>

 

 

8月供給力

変更後の見通し(5/13時点)

1,230万kW程度

これまでの見通し(4/15時点)

1,210万kW程度

 

 当社の需給が逼迫する場合には、被災地の復興に必要な電力を確保していくため、東京電力株式会社より、その時点で最大限の電力融通(最大で140万kW)を行っていただける見通しとなっております。東京電力からの電力融通を考慮した場合の 8月供給力は最大1,370万kW程度になります。

 

 【見通しの変更理由】

    ○当社に卸電力供給を行う新日本製鐵株式会社釜石火力発電所(出力:13.6万kW、所在地:岩手県釜石市)について、今夏までの運転再開の目途が得られたことから、同発電所からの当社受電分13.6万kWを供給力に計上いたしました。

    ○東新潟火力発電所構内に移動用ガスタービン発電機(出力:2.5万kW級)を2台導入し、8月より営業運転を開始することとしたことから、同発電機出力を供給力に計上いたしました。(別紙参照)

    ○三菱製紙株式会社八戸工場の自家発電設備(所在地:青森県八戸市)からの余剰電力購入分5万kWを供給力に計上いたしました。

以上

 

[参考]今夏の電力需要の想定

○8月最大電力  1,300万〜1,380万kW程度

(異常高気温時には、さらに100万kW程度高くなるものと想定しています)

 

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