当社は本日、平成22年度(平成23年3月期)の決算短信を、東京証券取引所のTDnet(適時開示情報伝達システム)に登録し開示いたしました。
【連結経営成績について】
収益面では、当社において、販売電力量が増加したことなどから、売上高(営業収益)は1兆7,087億円(対前年度比453億円(2.7%)増)、経常収益は1兆7,169億円(対前年度比462億円(2.8%)増)となりました。
一方、費用面では、販売電力量の増や燃料価格の上昇などにより燃料費や購入電力料が増加したものの、退職給付費用の減による人件費の減少や、支払利息の減少などから、経常費用は1兆6,366億円(対前年度比92億円(0.6%)増)と小幅な増加となりました。
以上の結果、経常利益は802億円(対前年度比369億円(85.4%)増)となりました。
しかしながら、東日本大震災により火力発電所をはじめ電力設備に甚大な被害が生じたため、被害設備の損失や今後復旧に要する費用として1,093億円を特別損失に計上したことなどから、当期純損益は337億円の損失となりました。
【当社の販売電力量について】
当社の販売電力量は、夏場の記録的な高気温による冷房需要の増加やオール電化住宅の普及拡大などに加え、産業用需要における「鉄鋼」「非鉄」「機械」「化学」などを中心とした生産水準の回復などから、827億kWh(前年度比4.7%増)となり、平成19年度以来3年ぶりに前年度を上回る実績となりました。
決算の概要等については、以下のとおりです。
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