プレスリリース

東北電力企業グループにおける夏期節電対策の実施について〜オフィスビルの夏期使用電力30%削減を目標(平成22年度同月実績比)〜

平成23年 4月28日

  当社では、東日本大震災の影響により電力の供給力が低下し、夏場に向けて当社管内における電力需給が厳しくなる見通しにあることから、当社ならびに当社企業グループは、オフィスにおける電力使用の大幅な抑制など徹底した節電対策に取り組んでまいります。

 具体的には、7月から9月までの夏期の間、当社企業グループ各社(海外子会社等を除く48社)がオフィスビルにおける使用電力30%削減(平成22年度同月実績比)を目標として、室内温度28℃の徹底や日中の執務室等の原則全消灯、エレベーターの間引き運転などにより使用電力の大幅な抑制に取り組みます。

 また、従業員の社宅・寮、各家庭においても、最大限の節電に努めてまいります。

 なお、節電の取り組みは5月から順次実施することとしております。

 

 具体的な実施内容は以下のとおりです。

    

1.実施時期

    7月から9月までの3カ月間

    ※節電への取り組みは5月より順次実施いたします。

 

2.節電目標

    7月から9月のオフィスビルにおける使用電力30%削減(平成22年度同月実績比)

     

3.企業グループのオフィスビルにおける実施内容

 

項目

具体的実施事項

東北電力本店ビルにおける節電効果
(試算値)

22Fy実績

節電効果
(削減率)

空調

温度設定

・室内温度28℃の徹底
・クールビズの実施

1,500kW

△440kW
(約29%)

利用時間制限(短縮)

・電力ピーク時間帯、昼休み、業務時間終了後の原則運転停止(室内温度に留意し実施)

エリアの制限

・不在時の休養室およびロッカールーム等の空調利用停止

照明

照度の低減

・執務室および共用スペース(ロビー、廊下等)の蛍光灯などを現状の1/2以下に間引く

380kW

△250kW
(約65%)

利用時間の短縮

・日中の執務室、共用スペース(ロビー、廊下、エレベータホール等)の原則全消灯(照度に留意し実施)
・終業時の一斉消灯および残業時の使用箇所のみの再点灯
・広告照明の停止
・夜間の街灯の最小限の照明利用の徹底

給湯等

不要な給湯の停止

電気設備の効率的利用

 

・トイレ手洗い給湯の停止、便座暖房の停止
・自動販売機の照明消灯と現状の1/2程度の撤去
・9時以降の電気ポット、コーヒーメーカー、給茶機の原則使用停止

380kW

△ 10kW
(約 2%)

機器

OA機器等の効率的利用

・休憩時間,帰宅時等におけるパソコン等のプラグ抜きの徹底
・パソコンのスクリーンセーバー等の解除と省エネモード設定
・テレビ゙、ビデオ、携帯電話充電器など事務機器等の不使用時のプラグ゙抜き徹底

140kW

△ 10kW
(約 7%)

エレベーター等

エレベーター利用制限

・9時以降の間引き運転の実施

80kW

△ 45kW
(約56%)

エスカレーター停止

 ・常時停止

自動ドア利用制限

・自動ドアの一部停止(手動ドア併設の場合等)

合計

2,480kW

△755kW
(約30%)

 

以上

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