プレスリリース

東北地方太平洋沖地震による停電の状況と今後の復旧見通しについて

平成23年 3月21日

 3月11日(金)14時46分に三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社管内の広い地域において停電が発生し、延べ約486万戸が停電いたしました。

 21日(月)19時現在、青森県、岩手県、宮城県、福島県の一部で停電が続いております。

 

1.原因・復旧作業環境別の停電状況

 20日(日)20時現在時点の停電戸数について、原因および復旧作業環境状況別に集計した結果は次のとおりです。

(1)津波等で公共的なインフラ、お客さま家屋等が流出して しまった地域 

 103,510戸

(2)お客さま家屋、社会的インフラは健全なものの、当社設備等が水没・損傷等により復旧に一定期間を要する地域

  20,859戸

(3)今後の道路復旧や立入制限解除等により、復旧作業に着手可能となる地域 

   119,584戸

合  計

 243,953戸

 

2.復旧方針・見通し

○「(1)津波等で当社設備、公共的なインフラ、お客さま家屋等が完全に流出してしまった地域」における復旧につきましては、今後、自治体など関係機関と連携していく必要があるものと考えております。

○「(2)お客さま家屋、社会的インフラは健全なものの、当社設備等が水没・損傷等により復旧に一定期間を要する地域」につきましては、既設変電所等の被害が大きく、仮設変電所の設置および配電設備の新設などが必要となります。復旧までの期間については、搬入道路、変電所の瓦礫撤去および必要部分の整地後、2週間程度を要する見込みです。当社としては、今後とも全力を挙げて復旧に取り組んでまいりますが、当該地域のお客さまの停電復旧には時間を要することから、お客さまへの対応について今後、自治体と相談しながら対応してまいります。

○「(3)今後の道路復旧や立入制限解除等により、復旧作業に着手可能となる地域」につきましては、今後、道路復旧などにより現地への立入が可能となった時点で、復旧計画を立案し、停電解消に努めてまいります。

 

地域別の停電の状況、復旧の見通しは別紙のとおりです。

以 上

 

 

 

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