プレスリリース

「東北電力 奥会津水力記念館」の基本構想について

平成22年11月12日

 当社はこのほど、当社管内で最大の水力発電地帯である福島県奥会津地域に「東北電力奥会津水力記念館」(以下、「水力記念館」)を設置することとし、基本構想をとりまとめました。

 

 福島県奥会津地域においては、現在、9ヵ所の当社水力発電所が運転を行っております。同地域における水力発電所は、主に戦後日本の復興期において全国的に電力不足が深刻化する中、当社が創立と同時に最重要施策として開発に取り組んだものです。このように奥会津地域の水力発電所は当社の黎明期から今日に至るまで、電力の安定供給をはじめ当社事業運営に大きく貢献してきております。また、今後、低炭素社会実現に向けた取り組みが重要性を増す中で、発電時にCOを排出しないクリーンなエネルギーである水力発電は、さらに重要な役割を担っていくものと考えております。

 

 当社は、こうした奥会津地域における電源開発の歴史的経緯や水力発電の重要性を踏まえ、これまで長年にわたり発電所の運営にご理解とご協力をいただいてきた地元の皆さまへの感謝の意をこめて、「水力記念館」を設置することとしたものです。

 

 「水力記念館」は、当社における水力発電の開発の歴史や発電機器などのPR展示に加え、物産、観光、文化芸術など奥会津地域の魅力を積極的に発信するとともに、地域の皆さまの諸活動にもご利用いただけるスペースを併設するなど、地域のお役に立てる施設を目指すこととしております。

 建設スケジュールにつきましては、平成23年度中の着工、平成24年度の竣工を予定しております。

 

 なお、「水力記念館」の概要は別紙のとおりです。

以 上

 

 

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