プレスリリース

平成22年度「東北電力グループ環境月間」の実施について

平成22年 5月26日

 当社は、地域社会と一体となった環境活動の実施を通じて、社員一人ひとりが環境問題に対する意識を高めるとともに、地域社会における環境保全の取り組みへの貢献を目指しております。当社では、例年6月を「東北電力グループ環境月間」と位置づけ、期間中、その取り組みを強化しております。
 環境月間を中心とした今年度の主な活動は以下のとおりです。

1.各事業所における環境活動の実施

 当社ならびに企業グループの各事業所は、東北地域の特色でもある豊かな自然の保全を目的に、地域と一体となった様々な環境活動を展開いたします。(環境活動の事例については「別紙」参照)

2.「緑のカーテン運動」の展開

「緑のカーテン」イメージ図 当社の新たな環境活動として、平成22年4月より「緑のカーテン運動」を展開しております。
 これは、自然の力を利用した夏場の省エネ対策として注目されている「緑のカーテン※1」を当社管内に広める活動であり、当社ホームページを通じて一般の方々に参加を呼びかけたほか、当社31事業所において「緑のカーテン」の栽培活動を行います。また本店ビルでも「緑のカーテン」を栽培し、植物の成長の様子等をホームページ上で随時紹介してまいります。

3.企業グループ社員を対象とした環境講演会の実施

 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が、今年10月に名古屋市で開催されます。これを受けて、COP10支援実行委員会アドバイザーである名古屋市立大学の香坂准教授をお招きし、社員を対象に環境講演会を実施いたします。
・開催日時:平成22年6月9日(水)
・演  題:生物多様性 政策と科学の対話
・開催場所:東北電力本店ビル
・講  師:香坂 玲 氏(名古屋市立大学准教授)

4.「ecoオフィス」活動の展開

 当社では、「環境家計簿※2」やオフィスの省エネ・省資源活動など、社員一人ひとりが環境問題に対する意識を高め、率先してCO2削減の取り組みを進める「ecoオフィス※3」活動を各事業所で展開しています。期間中に活動の成果を社内公募し、他事業所の参考となる好事例について「ecoオフィスプラス」活動として認定することとしております。

5.クールビズ(夏季軽装運動)の実施

 6月1日から9月30日までの間、オフィスにおける空調の省エネ運転とクールビズ(夏季軽装運動)を実施いたします。
 また、本店ビルにおける昼休み時間帯の執務室内一斉消灯を継続するなど、各事業所でオフィスの省エネルギー対策を実施いたします。

 当社は、「環境月間」等を通じ、今後とも、社員一人ひとりが環境問題に対する意識を高め、環境活動に積極的に取り組んでまいります。

以上

※1 「緑のカーテン」とは、アサガオ、ヘチマ、ゴーヤ等のツル性植物を建築物の窓の外に這わせるように生育させることにより、夏場の建築物の温度上昇抑制を図る省エネルギー手法です。

※2 「環境家計簿」とは、暮らしの中で消費した電気・ガス等のエネルギー使用量を入力することにより、CO2排出量を簡単に把握できるツールで、エネルギー使用量やCO2排出量の推移をグラフで確認しながらCO2削減に取り組むことができます。

※3 「ecoオフィス」活動は、他事業所の参考・模範となる環境活動を評価し、紹介することにより、全社における環境活動の更なる活性化を図っていくことを目的として、平成19年度より実施しているものです。

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