プレスリリース

平成21年度決算および平成22年度業績予想について

平成22年 4月30日

 当社は本日、平成21年度(平成22年3月期)の決算短信を、東京証券取引所のTDnet(適時開示情報伝達システム)に登録し開示いたしました。

【連結経営成績について】
 収益面では、景気低迷により、当社において販売電力量が減少したことや、関係会社において受注が減少したことなどから、売上高(営業収益)は、1兆6,633億円(対前年度比1,798億円(9.8%)減)、経常収益は、1兆6,706億円(対前年度比1,809億円(9.8%)減)となりました。
 一方、費用面では、燃料価格の低下等により燃料費や購入電力料が減少したことや、経営全般にわたり効率化に努めた結果、経常費用は、1兆6,273億円(対前年度比2,673億円(14.1%)減)となりました。
 以上の結果、経常利益は432億円、当期純利益は258億円となりました。

【当社の販売電力量について】
 当社の販売電力量は、オール電化住宅の増加や、前年よりも冬の気温が低めに推移したことによる暖房需要の増加があったものの、景気低迷による大口電力での減産影響などから、790億kWh(前年度比2.6%減)となり、2年連続で前年度を下回る実績となりました。

 決算の概要等については、以下のとおりです。


≪経営成績≫
【連 結】                                (単位:億円)

  売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
22年3月期 16,633(△9.8%)  892( − %) 432( − %) 258( − %)
21年3月期 18,432( 2.3%) △ 15( − %) △431( − %) △317( − %)

(注)パーセント表示は、対前年度増減率

【個 別】 (4ページ「個別収支比較表」参照)          (単位:億円)

  売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
22年3月期 15,075(△9.5%) 735( − %) 277( − %) 201( − %)
21年3月期 16,650( 4.3%) △241( − %) △626( − %) △394( − %)

(注)パーセント表示は、対前年度増減率

〈主要諸元〉

項     目 22年3月期 21年3月期
為替レート(インターバンク)  (円/ドル) 93 101
原油CIF価格  (ドル/バーレル) 69.4 90.5
出水率      (%) 90.3 96.3
原子力設備利用率 (%) 71.1 65.7

≪財政状態≫
【連 結】                          (単位:億円)

  総 資 産 純 資 産 自己資本
比   率
22年3月期 39,185 9,439 22.8%
21年3月期 40,193 9,482 22.3%

【個 別】                          (単位:億円)

  総 資 産 純 資 産 自己資本
比  率
22年3月期 35,892 7,612 21.2%
21年3月期 36,811 7,709 20.9%

≪販売電力量≫                         (単位:億kWh)

  特定規模需要以外の需要 特定規模
需  要
合 計
電  灯 電  力
22年3月期 250( 1.4%) 41(△0.3%) 291( 1.2%) 499(△4.7%) 790(△2.6%)
21年3月期 247(△1.6%) 41(△6.2%) 288(△2.2%) 523(△4.2%) 811(△3.5%)

(注)パーセント表示は、対前年度増減率

≪配当状況≫
 当社の平成21年度期末配当につきましては、1株につき30円といたしました。


【平成22年度業績予想について】
 連結業績予想における売上高は、当社において、大口電力需要の回復により、販売電力量の増加が見込まれるものの、燃料費調整額の影響などから、第2四半期連結累計期間では8,000億円程度(対前年同期比0.5%減)、通期では1兆6,900億円程度(対前年度比1.6%増)となる見通しであります。
 一方、費用については、燃料価格の上昇による燃料費の増加などにより、前年度に比べ増加するものと見込まれます。
 この結果、経常利益は、第2四半期連結累計期間で310億円程度(前年度比25.2%減)、通期では460億円程度(前年度比6.2%増)となる見通しであります。

≪次期業績予想≫
【連 結】                                (単位:億円)

  売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
第2四半期連結累計期間 8,000(△0.5%) 490
(△22.8%)
310
(△25.2%)
130
(△52.9%)
通  期 16,900( 1.6%) 830
(△ 7.0%)
460
(  6.2%)
190
(△26.4%)

(注)パーセント表示は、第2四半期連結累計期間は対前年同期増減率、通期は対前年度増減率

【個 別】                                (単位:億円)

  売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
第2四半期累計期間 7,300(△0.7%) 420(△26.8%) 250(△34.0%) 100(△62.3%)
通  期 15,300( 1.5%) 660(△10.2%) 300(  8.3%) 130(△35.4%)

(注)パーセント表示は、第2四半期累計期間は対前年同期増減率、通期は対前年度増減率

〈主要諸元〉

項     目 通  期
販売電力量    (億kWh) 794 程度
原油CIF価格  (ドル/バーレル) 85 程度
為替レート    (円/ドル) 90 程度
原子力設備利用率 (%) 74 程度

〈収支変動影響額〉         (単位:億円)

項     目 通  期
原油CIF価格  1ドル/バーレル 22 程度
為替レート    1円/ドル  29 程度
原子力設備利用率 1% 19 程度

以上

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