プレスリリース

新潟火力発電所5号系列新設工事の開始について

平成21年 8月31日

 当社は、本日、平成23年3月に営業運転開始を予定している新潟火力発電所5号系列の新設工事を開始いたしました。

 新潟火力発電所においては、二酸化炭素の排出量削減および発電コストの低減による競争力強化の観点から、運転開始から40年以上経過し、老朽化した3号機(出力:25万kW、燃料:天然ガス・重油)を廃止し、新たに5号系列としてガスコンバインドサイクル発電設備を建設するリプレース計画を進めております。

 3号機については、本年7月1日付で既に廃止しており、8月24日から撤去工事を開始しております。

 新潟火力発電所5号系列の熱効率は、同出力規模のプラントでは国内最高水準である50%程度を見込んでおります。これにより、従来型のガス焚きプラントと比較して、燃料消費量、二酸化炭素排出量とも2割程度削減できるものと試算しております。

 また、新潟火力発電所5号系列については、リプレースの特色を活かして煙突などの3号機設備を流用するとともに、建屋を設置しない屋外型のプラントを採用することで、コスト低減等を図っています。

 今後は、土木工事として、地盤強度を増大する工事、基礎のコンクリートや杭を打設する工事を中心に進め、順次機械・電気関係の据付け工事を行います。

 建設工事にあたりましては、環境保全に万全を尽くすとともに、無事故・無災害で完成の日を迎えることができるよう、安全確保を最優先に取り組んでまいります。

以上

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