プレスリリース

東北電力グループ経営ビジョン2020〜地域と共に〜の策定について

平成21年 6月26日

 当社はこのたび、当社経営の長期的な方向性を示す「東北電力グループ経営ビジョン2020〜地域と共に〜」を策定しました。

 当社は、電力小売市場の自由化が開始された2000年3月に「変革と創造そして飛躍〜新たな東北電力をめざして〜」(ビジョン2010)を策定しております。この中で、競争時代を勝ち抜くための事業展開の方向性を掲げ、収益性と資本効率を重視した経営により、企業価値の向上に取り組んでまいりました。

 一方、規制緩和や構造改革の進展などにより、「ビジョン2010」策定時から経済社会や地域社会は大きく変化しております。さらに、将来を展望すると、人口減少社会や低炭素社会の到来、エネルギー資源などの獲得をめぐる世界的な競争の激化などの変化も予想されます。
 こうしたことに伴い、「電力需要の変動」や「電気事業の変容」、「地球温暖化対策の強化等によるコスト増加」、「人口・世帯数の減少による東北地域の社会変化」など、当社の経営環境が長期的に大きく変化していくことも想定されます。

 このたびの「東北電力グループ経営ビジョン2020〜地域と共に〜」は、そうした経営環境下においても、当社が将来にわたり持続的に成長し、また、地域との共栄を果たしていくための道標とすべく、今後10年の間の当社経営の方向性を示すものとして策定したものです。

 本ビジョンは、将来の様々な経営環境の変化を想定する中で、当社の存立基盤が東北地域にあることを基本に、「当社は地域と共に成長し続ける企業である」との基本的考え方を、事業推進の根幹に据えております。
 その上で、当社が、今後予測される電気事業の変容の中においても、東北地域への様々なサービスや地域活性化への支援など、当社独自の価値を地域と共に創り上げる経営を目指してまいります。
 とりわけ、原子力発電の安定運転と原子力開発の着実な推進、低炭素社会を視野に入れた地域のエネルギー利用効率向上、需要変動に対応したエネルギー需要の創造、東北地域との連携の強化などを実現してまいります。

 

 当社は、一人ひとりの創意工夫と叡智を結集し、グループが一体となって、本ビジョンの実現に全力で取り組んでまいります。

 「東北電力グループ経営ビジョン2020〜地域と共に〜」の概要は別紙のとおりです。

以上

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