プレスリリース

新仙台火力発電所へのLNG基地建設について −LNG基地建設に伴い同3号系列の運転開始時期を繰延べ−

平成20年 3月27日

 当社は、新仙台火力発電所構内(仙台市宮城野区港5丁目)に、新たにLNG基地を建設することとしました。
 これは、地震災害リスクや太平洋側と日本海側の気象条件の違いなどを踏まえ、新潟県内のLNG基地に加えて太平洋側にもLNG基地を設置し、当社火力発電所への燃料供給源を分散化することで、より安定した燃料供給が可能になるものと判断したものであります。

 また、新仙台火力発電所構内においてLNG基地の建設を推進することに伴い、リプレース計画を推進中の同火力3号系列(95万kW級)の運転開始時期を3年程度繰り延べることとしました。

【新仙台火力3号系列運転開始時期の繰延べ】

  平成19年度供給計画   平成20年度供給計画
半量 平成25年7月 平成28年7月
半量 平成27年7月 平成29年7月

 これは、LNG基地の設備(タンク・気化設備など)に係る設計、環境アセスメント手続き、および建設工期など、今後の所要工程を総合的に勘案して、LNG基地から燃料ガスの供給を受けることになる3号系列の運転開始時期について、総合的な見直しを行ったためであります。

 LNG基地の建設工程については、平成24年1月の着工、平成28年7月の運転開始(新仙台火力3号系列半量の営業運転開始と同時)をめざしております。

 LNG基地の設備仕様の詳細や運営方法などについては、今後、詳細な検討を進めていくこととしております。

以上

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