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新潟東港への大型LNG船(21万立方メートル級)の入港について平成19年12月26日 本日、当社向けのLNG(液化天然ガス)を積んだ積載容量21万立方メートル級の大型LNG船(以下、「Q−Flex」)が、新潟東港(新潟県北蒲原郡聖籠町)へ入港いたしましたので、お知らせいたします。
「Q−Flex」は、カタール国からのLNG輸出で使用されている現時点で世界最大級のLNG船であり、同級船の入港は世界で初めてとなります。
本日、新潟東港に入港したLNG船(アル・ガターラ号:船主OSG、Nakilat※)は、当社向けLNGを積載し、本年12月3日(日本時間)に、ラス・ラファン港(カタール)を出航、24日間の航海を経て到着したものです。
当社では、近年のLNG輸送船の大型化を踏まえ、昨年8月より、当社企業グループである日本海エル・エヌ・ジー(株)と共同で大型LNG船の受け入れについて検討作業を開始し、本年10月10日に関係箇所の許可等を得て、新潟東港への受け入れが可能となっていたものです。
「Q−Flex」は、従来のLNG船(13.5万立方メートル級)の約1.5倍の積載容量があり、燃料調達の安定性・弾力性が高まるとともに、輸送コストの低減が期待できます。
当社ではこれまでも、調達ソースの分散化や韓国ガス公社との相互協力協定の締結等により、突発的な電力需給の変動にも対応できるよう LNGの安定的な調達に向けた様々な取り組みを進めてきておりますが、今後一層、調達の安定性、弾力性や経済性の確保に努めてまいりたいと考えております。
なお、「Q−Flex」の概要は別紙のとおりです。
以 上
※ OSG(Overseas Shipholding Group、米国船会社) Nakilat(カタール国船会社)
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