プレスリリース

仙台火力発電所リプレースに伴う1号機および2号機の廃止について

平成19年 8月20日

 当社は、仙台火力発電所リプレース計画として、既設設備を廃止し、発電効率が高いコンバインドサイクル発電設備である4号機(出力44.6万kW、平成22年7月営業運転開始予定)を建設することとしており、本年11月から新設工事を開始することとしております。

 そのため、本日をもって仙台火力発電所1号機(平成15年10月から長期計画停止中)および2号機(平成17年3月から長期計画停止中)を廃止し、撤去工事を開始することといたしました。

 仙台火力発電所は昭和30年代の急増する電力需要に対応する電源として建設され、電力供給の基底部を支える火力発電所として、当社管内における電力の安定供給に重要な役割を果たしてきました。

 今後は、より発電効率が高いコンバインドサイクル発電設備を導入することで、電源設備のコスト競争力を強化するとともに、環境への影響も低減しながら、安定した電力の供給に努めてまいります。

<既設仙台火力発電所の概要>

〇所在地 宮城県宮城郡七ヶ浜町

〇出力

52万5千kW(17万5千kW×3基)
〇主な燃料 石炭
○運転開始年月 1号機:昭和34年10月
    [平成15年10月から長期計画停止中(今回廃止)]
2号機:昭和35年11月
    [平成17年3月から長期計画停止中(今回廃止)]
3号機:昭和37年6月[平成16年3月廃止済]
○累積運転時間 1号機:273,842時間
2号機:309,817時間
3号機:272,260時間

<仙台火力発電所4号機の概要>

○建設地 仙台火力発電所1〜3号機跡地

○出力

44万6千kW
○発電方式 高効率コンバインドサイクル発電
○熱効率 50%以上
○燃料 天然ガス
○概略工程 新設工事着工:平成19年11月予定
営業運転開始:平成22年 7月予定

以上

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