原子力情報 The information of Nuclear Power

女川原子力発電所敷地内の断層破砕部に係る追加調査(性状調査)の実施について

平成26年 5月28日

 当社は、これまでの詳細な地質調査の結果から、女川原子力発電所敷地内の断層は約1億年前に形成された古い断層であり、「将来活動する可能性のある活断層等」ではないと評価しております。

 現在、当社は女川原子力発電所2号機に関して、原子力規制委員会より新規制基準適合性審査を受けているところでありますが、今後の説明性向上のためのデータ拡充を目的として、発電所敷地内の断層破砕部について追加調査(性状調査)を実施いたします。
 具体的には、発電所敷地内の断層破砕部から採取した試料について、破砕部の性状観察や年代測定を行い、データの拡充を図るというものです。今回の調査によって、発電所敷地内の断層の活動性について、これまでの評価が変わるものではありません。

 なお、今回の調査は、本日から試料採取のため作業を開始し、その後、採取した試料について、8月までの予定で観察・分析を行ってまいります。

 調査の概要は別紙のとおりです。

以上

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