当社は、東京電力株式会社による福島第一原子力発電所におけるしゃ断器等の損傷原因に関する原子力安全・保安院への報告を受けた指示文書「原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策について(追加指示)」に基づき、開閉所等の耐震性評価実施計画書を、平成24年2月17日に原子力安全・保安院へ提出しました。
本計画書に基づく開閉所等の耐震性評価状況については、国へ四半期毎に報告するとともに、耐震性評価結果を平成24年12月(中間報告)および平成26年3月に報告する予定としております。
(平成24年2月17日お知らせ済み)
当社は、平成24年2月17日から同年9月末までに実施した耐震性評価の状況を取りまとめ、本日、原子力規制委員会へ報告しました。
開閉所の電気設備および変圧器の耐震性評価の実施状況は、以下のとおりです。
対象設備
|
実施状況
|
女川原子力発電所
|
開閉所の電気設備
|
・入力地震動算定済み※1
・機器の耐震性評価作業中※2
|
変圧器
|
・入力地震動算定済み※1
・機器の耐震性評価作業中※2
|
東通原子力発電所
|
開閉所の電気設備
|
・入力地震動算定済み※1
・機器の耐震性評価作業中※2
|
変圧器
|
・入力地震動算定済み※1
・機器の耐震性評価作業中※2
|
※1 評価時点において策定されている基準地震動Ssを基に、開閉所の電気設備および変圧器への入力地震動を算定する。
※2 開閉所の電気設備および変圧器の耐震性評価にあたっては、入力地震動によって設備に生じる応力等が評価基準を満足することを確認する。
本指示文書による耐震性評価は、耐震設計審査指針、関連学協会規格・基準を準用して実施しておりますが、これら指針類の確認および解析評価手法の検討に時間を要しているため、今回、機器の解析評価期間の一部を見直しております。
なお、工程の一部に変更はあるものの、現時点において、平成24年12月の耐震性評価中間報告、平成26年3月の耐震性評価報告時期に変更はありません。
以 上
「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」