原子力情報 The information of Nuclear Power

東通原子力発電所 平成23年東北地方太平洋沖地震の知見等を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価について

平成23年12月27日

 当社は、平成23年11月11日付指示※に基づき、平成23年11月18日に、「東通原子力発電所 平成23年東北地方太平洋沖地震の知見等を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価実施計画書」(以下「実施計画書」という。)を提出いたしました。

 現在、実施計画書に基づき、原子力施設への地震動および津波の影響に関する安全性評価を実施しております。

 

 【計画書の概要】

 ・ 地震動評価および津波評価を実施し、評価結果を平成23年12月に国へ報告する。

 ・ 敷地内断層の活動性等の評価を実施し、評価結果を平成24年1月 (中間報告)および平成24年3月に国へ報告する。

(平成23年11月18日お知らせ済み)

 

 このうち、地震動評価および津波評価については、当初、平成23年12月に国へ報告することとしておりましたが、現在、原子力安全・保安院「地震・津波に関する意見聴取会」や(社)日本原子力学会等において、東北地方太平洋沖地震で得られた知見等に関する議論がなされている状況であることから、平成24年2月を目途として引き続き検討を実施し、取りまとまり次第、国に報告することといたしました。

 

 なお、敷地内断層の活動性の評価についても実施計画書に基づき、評価を実施しておりますが、今後、データ拡充の観点から、準備が整い次第、ボーリング調査を実施することといたしましたので、併せてお知らせいたします。

 

以 上 

 

※  「平成23年東北地方太平洋沖地震の知見を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価の実施について(指示)」(平成23・11・02 原院第4号)