当社は、原子力安全・保安院より、日本国政府が今回の震災に係る政府報告書を作成するにあたり、当社がこれまでに報告を行った情報のほか、女川原子力発電所におけるプラントパラメータ等の情報について照会を受けたことから、以下について、本日、原子力安全・保安院へ報告しました。
なお、女川原子力発電所は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、全号機の原子炉が設計どおり自動停止しており、報告したプラントパラメータ等の情報について、異常を示す値はありません。
【報告した内容】
1.地震前後の原子炉内等の主要パラメータ
地震による原子炉自動停止時の挙動を報告。(添付資料1〜3参照)
2.原子炉水および使用済燃料プール水の地震前後のサンプリング結果
(1)原子炉水(よう素131濃度)
地震による原子炉自動停止前後の原子炉内に装荷されている燃料に破損がないことを報告。(添付資料4参照)
(2)使用済燃料プール(セシウム137濃度)
地震による原子炉自動停止前後の使用済燃料プール内に保管されている使用済燃料に破損がないことを報告。(添付資料4参照)
3.倒壊した女川1号機重油貯蔵タンクの現状について
津波により倒壊した女川1号機重油貯蔵タンクについて、現在の状況として、タンクの解体作業が平成23年7月19日に完了していることを報告。
以 上