当社は、東通原子力発電所における固体廃棄物貯蔵所※の増設について、「東通原子力発電所 原子炉設置変更許可申請書(原子炉施設の変更)」を経済産業大臣に提出し、平成23年6月17日に経済産業大臣より許可をいただいております。
(平成23年6月17日お知らせ済み)
この増設工事について、本日、基礎工事を開始し、着工いたしました。
なお、本工事は、当初7月の着工を予定しておりましたが、東北地方太平洋沖地震や福島第一原子力発電所事故を踏まえた緊急安全対策等の実施を最優先課題として取り組んできたことから、本日の着工となりました。
これに伴い、竣工予定時期についても、当初の平成24年9月から平成24年11月に変更しております。
本工事は、これまでの廃棄物発生量の実績から、今後の固体廃棄物貯蔵所における廃棄物保管量の推移を評価した結果、平成24年度には既設の固体廃棄物貯蔵所が保管容量に達する見込みであることから、既設の固体廃棄物貯蔵所の隣に、既設貯蔵所と同規模である保管容量約9,000本相当の固体廃棄物貯蔵所を増設するものです。
※発電所の定期検査等で発生する布、紙、ゴム手袋、保温材等の雑固体廃棄物等をドラム缶に詰めて発電所敷地内の固体廃棄物貯蔵所に保管しています。
(主要経緯)
平成22年 4月28日 青森県、東通村に安全協定に基づく増設等計画書を提出
平成22年 7月14日 青森県、東通村から事前了解
平成22年 8月26日 経済産業大臣に原子炉設置変更許可を申請
平成22年12月 8日 経済産業省から原子力委員会、原子力安全委員会に諮問
平成23年 2月28日 原子力安全委員会が経済産業省に答申
平成23年 3月 1日 原子力委員会が経済産業省に答申
平成23年 6月17日 経済産業大臣が原子炉設置変更許可
平成23年 7月28日 経済産業大臣に原子炉施設の工事計画変更届出を提出
平成23年 7月29日 経済産業大臣に電気事業法に基づく工事計画届出を提出
平成23年 9月 1日 着工
以 上