プレスリリース

女川原子力発電所1号機および3号機の定期検査の実施状況について(平成22年7月分 定期報告)

平成22年 8月10日

 当社は、女川原子力発電所1号機(平成22年2月23日から第19回定期検査中)および3号機(平成22年7月29日から第6回定期検査中)の平成22年7月分の定期検査の実施状況等について、本日、宮城県、女川町および石巻市に報告いたしました。

 トラブルに該当する事象はありませんでした。
 トラブルに該当しない軽度な事象として、1号機において、残留熱除去冷却海水系の弁の閉動作不良、局部出力領域モニタ検出器の動作不良の2件の事象がありました。

 なお、女川2号機および3号機の炉心性能計算機(原子炉の状態を計算により評価する設備)において、検出器(局部出力領域モニタ)の感度を補正する計算式に誤りがあることが確認されましたが、このことによる計算結果への影響はわずかであり、安全への影響がないことを確認しております。
 今後、3号機は今回の定期検査で計算式を修正し、2号機は計算式の誤りの影響を考慮した管理を行い、次回の定期検査で計算式を修正いたします。

 今回の定期報告の概要については、別紙のとおりです。

以上

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