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東通原子力発電所1号機炉心スプレイ系配管等の耐震評価の解析誤りに係る原因と対策について2018年12月 3日 当社は、東通原子力発電所1号機の建設時の工事計画認可申請書※1において、炉心スプレイ系配管※2および炉心スプレイノズル※3の耐震評価の解析に誤りがあることを確認いたしました。 改めて解析したところ、当該配管等の応力発生値※4は、技術基準に基づくそれぞれの許容値を満足しており、設備の健全性は確保されていることを確認しております。 当社は、本解析誤りの原因調査を進め、原因および再発防止対策を取りまとめ、本日、原子力規制庁へ報告いたしました。 原因および再発防止対策の概要は以下のとおりです。 【再発防止対策】 現在は、解析業務の品質向上のため、計算式の妥当性の確認方法や解析結果の検証方法のルールについて、当社およびプラントメーカーの社内文書に明文化されておりますが、他社プラントにおいても同様の解析誤りがあったことから、検証方法を充実させるなど、更に以下の再発防止対策を実施いたします。 (プラントメーカー) (当社) なお、当社原子力発電所において、同様の解析手法を用いている耐震評価について調査した結果、当該解析以外には誤りがないことを確認しております。 今後、本事象を踏まえて策定した対策を確実に実施することで、再発防止に努めてまいります。 以上
(参考)炉心スプレイ系配管概要図
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