プレスリリース

東通原子力発電所1号機における安全対策工事完了時期の見直しについて

2018年 5月24日

 当社は、東通原子力発電所1号機について、新規制基準適合性審査に対応するとともに、同基準や最新の知見を踏まえた安全対策に取り組むことで、2019年度の工事完了を目指してまいりました。

 

 新規制基準適合性審査においては、これまでに、耐震重要施設等(原子炉建屋等)直下の断層が将来活動する可能性のある断層等に該当しないとする当社の考え方や説明内容について、概ね妥当な検討がなされている等の評価をいただいておりますが、その他の敷地内断層の活動性評価や、プラント(設備)の審査については、今後も一定の期間を要するものと考えております。

 

 また、審査と並行して鋭意取り組んでいる安全対策工事については、審査の過程で得られた知見・評価などを適宜反映しながら、設計や工事を進めていくことが必要な状況にあります。

 

 こうしたことから、東通1号機の安全対策全体の工事工程をあらためて評価した結果、2021年度の工事完了を目指して工事を進めていくことといたしました。

 

 当社としては、今後とも、新規制基準への適合性にとどまらず、原子力発電所のさらなる安全レベルの向上に向けた取り組みを着実に進めていくとともに、地域の皆さまからのご理解を得ながら、準備が整った段階での再稼働を目指してまいります。
 

以上


 

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